2018年6月議会一般質問(子育てするならわらび、介護保険、公共施設の喫煙所の移動を>
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中央7丁目に建設中の特別養護老人ホーム |
◆子育てするならわらび
母子手帳取得時から子育て支援をすすめたい
山脇 新年度の待機児童数(年齢別・地域別)はどうか。また、待機児童とならなかった不承諾者の理由別人数はどうか。
健康福祉部長 22人で年齢はすべて3歳児。中央7人、塚越6人、錦町6人、北町2人、南町1人。不承諾者102人から待機児童数を除いた人数は80人となり、家庭保育室を利用している方4人、求職活動を休止している方9人、特定の保育園のみ希望している方67人。
山脇 引き続き、待機児童ゼロを目指しての取り組みが求められるが、どのような対応を図っていく考えか。
部長 今後も認可保育園を中心とした施設整備を進めていきたい。
市長 子育て支援は重要な施策であり、まちの未来につながっている。保育士を確保して定員拡大の努力をしていきたい。
山脇 病児保育室の設置に向けての検討状況はどうか。
部長 現在、ひとつの事業所に病児保育室の併設を打診するなど取り組みを進めている。
山脇 子育て世代包括支援センターの設置に向けての検討状況はどうか。
部長 埼玉県では平成31年度末までに整備することが目標。それぞれの機能ごとに複数の施設・場所で役割分担をしつつ必要な情報を共有しながら一体的に支援を行うことも可能とされている。蕨市の実情を踏まえた体制づくりを検討していく。
市長 「子育てするならわらび」でどういった形での支援や連携がいいか研究し、子育て支援を強めていきたい。
山脇 市独自で母子手帳交付時に保育ニーズの調査を行い、待機児童対策につなげていってほしいと考えるがどうか。
部長 より実態に即した保育の必要量の把握につながる可能性もあると考える。
◆公共施設の喫煙所の設置場所の検討を
山脇 公民館、市立病院の喫煙所の設置場所はどこか。
教育部長 西公民館は敷地の門扉脇、南公民館は施設出入り口のピロティ。
病院事務局長 昨年度、受動喫煙防止対策の一環として病院建物の南側に喫煙所を移動した。
山脇 病院については党市議団などの声にこたえて移動してもらった。南公民館や西公民館は、学童保育の児童も通るなど受動喫煙が避けられない。喫煙所の移動が必要。
教育部長 声を聞きながら検討していきたい。
◆安心できる介護保険制度充実を
山脇 地域包括ケア体制の整備についてはどのような検討が進められているか。
健康福祉部長 在宅医療支援センターを蕨戸田市医師会に委託し、医療と介護関係者間の連絡調整を図っている。地域包括ケアシステムの整備を進めていく。
山脇 地域包括支援センターや介護保険室への相談件数はどうか。また、市民とケアマネジャーとの橋渡しやコーディネーターの役割が求められるが、どのような相談体制となっているか。
部長 保健師等や社会福祉士、主任介護支援専門員といった専門職を配置し、平日の午前8時半から午後5時15分まで電話・来所・訪問など相談者の状況にあわせた対応を行っている。
山脇 特別養護老人ホームの待機者数はどうか。埼玉県議会での特養ホーム関連予算の執行停止の決議の内容はとんでもないものである。この決議の影響についてはどのようか。さらに、中央7丁目の特養ホームの開設までのスケジュールはどうか。
部長 待機者数は101人となり昨年度と比べ63人増加。県議会の付帯決議は平成30年度以降の事業認可が凍結の対象となっていることから、すでに認可さら中央7丁目に建設中の当該施設については影響はない。建物は10月頃に竣工し、31年2月の開所予定。
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