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2020年6月議会一般質問(コロナ対策子育て家庭をめぐる問題、保育行政、ゴミ処理)

◆コロナ対策・子育て家庭をめぐる問題を質問

山脇 (1)子育て世帯特別給付金(2)ひとり親家庭等給付金(3)マタニティーパスの支給状況はどうか。
健康福祉部長 (1)4576世帯7078人の児童を見込む(公務員は約300世帯の500人)。(2)5月20日に児童扶養手当を受給している302世帯に支給。(3)433名の対象者のうち370名(6月9日)が申請。

山脇 家庭児童相談室でのコロナ自粛中の相談体制は。児童虐待の相談件数は。
部長 電話での相談体制を継続していた。相談件数は4月が12件(児童虐待4件)5月が37件(23件)と5月は増加。すべて終結している。

山脇 保健センターでの育児健診の実施状況と育児健診休止中の相談体制は。
部長 乳幼児健診は3月よりすべての健診を延期。6月15日より三密を回避しながら順次再開。4歳半と1歳児相談は今後再開の判断をしていく。今後も電話等による相談を継続する。

山脇 保育園や学童保育の登園登室状況や、利用自粛の継続及び保育料減免の実施状況はどうか。また、私立認可保育園等への保育料減免や経営への支援への対応は。
部長 保育園の土曜日を除いた平日の登園児童の割合は3月が76・5%、4月39・2%、5月は27.4%で保育料は日割り計算により減免。学校再開後も1カ月程度は自粛の要請を継続。私立や小規模保育園についても同様の減免を実施。私立保育園で登園自粛によって登園児童数が減少しても委託料等は減額せず通常通りの支払いをしている。留守家庭児童指導室は6月12日まで登室自粛要請を行い、4月は29.2%、5月は18%。5月は1日でも当室自粛に協力した方の保育料は免除。6月12日まで1日も当室しなかった人の保育料を免除。

◆保育行政の推進を

山脇 2020年度保育園の入園受付状況と不承諾者数は。3歳児の認可保育園の移行状況はどうか。
部長 新規入園希望381人、継続希望1039人の合計1420人。不承諾者は0歳9人、1歳24人、2歳21人、3歳20人、4歳2人、5歳2人の78人。3歳児の移行は52人希望で15人が移行できなかった。

山脇 留守家庭児童指導室の入室児童数と待機児童数は。
部長 新規212人、継続463人の合計675人。不承諾は新5年生の継続利用希望者の16人。

山脇 コロナ禍での保護者の求職期間の延長を見直す考えは。育児休暇中の延長はどうか。
部長 2か月間の求職期間を1カ月延長し3カ月とする。7月以降は再申請をして対応したい。育児休暇も7月まで認める。

◆ゴミ処理について

山脇 ごみ焼却炉延命化工事期間中の対応は。
市民生活部長 昨年度は11月11日から27日までの計13日間、もやすごみをさいたま市と川口市や搬入。平均して3時間程度収集終了時間の遅れが発生したが大きな混乱はなかった。今年度は4月〜6月、9月〜11月各月それぞれ2週間程度、他市へ搬入を行う。期間中における収集時間の遅延の周知についてはホームページや町会での回覧や掲示を実施する。ごみ減量のよびかけはホームページで行っているが、コロナによる外出自粛に伴い家庭で過ごす時間がふえていることから引き続きごみ減量へのよびかけをおこなっていきたい。 

山脇 ごみの戸別収集への検討状況についてはどうか。
部長 本市に適した県内市町村の導入事例の把握に努め、具体的な実施方法を検討していく。

山脇 社会福祉協議会による有償ボランティアの利用状況は。
部長 訪問介護員や本人がまとめた家庭ごみを玄関先からごみ集積所まで運搬する「ごみ出し」は全体で824件の依頼のうち、217件のゴミ出しの依頼があった。