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2020年9月議会一般質問(コロナ禍での子育て家庭、保育行政、介護保険、コミバス、平和都市宣言35周年)

◆コロナ禍で大変な子育て家庭の問題について質問

山脇 ひとり親世帯臨時特別給付金の給付状況はどうか。収入が大きく減少した世帯への追加給付の方法や支給スケジュールはどうか。

健康福祉部長 基本給付については児童扶養手当受給者3352世帯、第2子以降の児童154人、家計急変者は5世帯、児童2人に合計2253万円支給。追加給付は151世帯に合計755万円を支給。令和3年1月29日までに申請書を提出。

山脇 保育園などのその後の登園状況はどうか。市立保育園や留守家庭児童指導室のコロナ感染防止対策はどうか。子どものマスクの着用に関する指針から、保育園でのマスクの着用についてはどう対応しているか。

部長 平日月初の登園率は6月66.4%、7月83.2%、8月79.6%、9月87.4%。定期的な換気や食事、お昼寝等に密着しないような工夫を行い、三密を回避。子どもについては一律にマスクすることを決めておらず、保護者の希望からマスクを着用する場合には、息苦しさを感じていないか充分注意している。マスクの着用は子どもの発達におうじた判断を行うとともに活動や場面に応じた適切な対応を行っている。

◆「子育てするならわらび」保育行政の推進

山脇 2020年度保育園の入園申し込みの受付状況(継続、新規)と不承諾者数(年齢別・地域別)はどうか。待機児童数(年齢別)はどうか。待機児童数の3年間の推移はどうか。

部長 入園申し込みは新規381人、継続1039人の合計1420人。不承諾者は0歳9人、1歳24人、2歳21人、3歳20人、4歳2人、5歳2人の78人。待機児童数は2人(3歳)。18年度22人、19年度46人。

山脇 病児・病後児保育の登録者数、利用状況はどうか。

部長 19年度登録者は75人、申し込み児童数は437人、利用児童は261人。

山脇 本年4月に開設した蕨錦町ゆたか保育園の充足状況はどうか。

部長 20年度9月現在定員69人に対し在園33人。

山脇 待機児童ゼロに向けた取り組みはどうか。

部長 20年4月に新規認可保育園の開設及び既設認可保育園の定員拡大と行うとともに、2か所の小規模保育室へ移行することで定員増を図った。今後は保育・子育てコンシェルジュの活用等により引き続き待機児童ゼロにむけて取り組む。

山脇 2020年度の留守家庭児童指導室の入室児童数と待機児童数(学年別)はどうか。民間留守家庭児童指導室の公募状況はどうか。

部長 新規212人、継続463人の合計674人となっており、不承諾者は新5年生の継続利用希望者のうち16人。公募は現在2事業者から応募があり、現在選考中。

◆介護保険について

山脇 第8期介護保険事業計画の策定状況はどうか。介護給付費等の見込みや伸びはどのようか。

部長 庁内連絡会や策定懇談会を開催し、今後は見込み量を示し、保険料の算定を行っていく予定。給付費の伸びは17年度から18年度は2・9%の伸び、19年度は3・4%の伸び。第8期の見込みは推計をはじめたところで現段階でははっきりしていないが適正な量を見込んでいく。

山脇 2021年度4月からの第1号被保険者の介護保険料の算出について、介護保険準備基金の繰り入れの軽減策などを講じていく考えはどうか。介護保険料基準額はどの程度を想定されるか。

部長 第7期計画は準備基金3億120万円を繰り入れることにより、月額484円の軽減を行った。第8期計画においても基金残高とともに検討していく(20年度残高予定5億1400万円で20年度の伸びはやや下向き)

山脇 コロナ禍において介護予防普及啓発事業の開催はどのようになっているのか。閉じこもりがちな高齢者への広報や介護予防策はどのように講じられているか。

部長 5月6月の開校予定は中止となった。10月から感染予防に努めながら再開予定。地域包括支援センターの戸別訪問による見守り、声かけ、自宅で取り組める介護予防体操やチェックリストを求めたパンフレットを約600人に配布、テレビ広報や動画配信など幅広く普及啓発を行っている。

山脇 新型コロナウイルス感染症により収入が減少した方への介護保険料の一部減免や徴収猶予の取り扱いはどのように行われているか。国保税の減免申請に比べて介護保険料の減免はわかりにくいとの声がある。申請しやすくわかりやすい広報が必要だと思うがどうか。

部長 減免申請は18件申請、17件・101万円の減免を実施。徴収猶予は実績0件。手続きは電話や窓口で減免の相談をしてもらい、対象となるか要件を確認後、申請書等の必要書類を提出してもらう。先日はHP上の案内がわかりにくいとの指摘をうけ、トップページから簡単に移動できるよう修正した。引き続き、わかりやすい周知と窓口での丁寧な説明に努める。

◆コミバスの新ルート

山脇 3月27日から開始されたコミュニティバス新ルートでの4台運行は市民に大変喜ばれている。利用状況はどのようか。新たに導入されたICカードでの利用状況はどうか。

市民生活部長 3月は5日間のみ1684人、4月801人、5月7753人、6月12246人、7月14272人となり、運行開始当初は新型コロナの影響により利用者の減少がおおきくあったが、6月から徐々に利用者が戻り始めている。ICカードでの支払い割合は約40%。

山脇 新ルートによって新たにベンチが設置されたバス停はどこか。

部長 三学院、蕨郵便局・歴史民俗資料館分館、錦町スポーツ広場、錦町郵便局入口、市立図書館の5カ所のバス停。

山脇 敬老パスの発行状況はどうか。75歳以上の高齢者における交付率はどうか。

部長 20年度8月末現在の発行数は3202件、交付率や約35%。

◆蕨市平和都市宣言30周年・平和行政の推進を

山脇 1985年9月9日に「蕨市平和都市宣言」が制定され35年となった。本市の平和行政の取り組みはどうか。この夏、公共施設等での平和事業の取り組み状況はどうであったか。

総務部長 平和宣言塔を蕨駅西口駅前広場内に設置したほか、応報蕨8月号、ケーブルテレビの平和特集、8月6日9日15日に防災行政無線による黙とうのよびかけ、市庁舎、各公民館及び蕨駅に懸垂幕等を掲出するなど様々なとりくみをいてきた。昨年度から蕨市平和都市宣言を紹介するクリアファイルを中学生に配布する事業をはじめ、初年度に全中学生に、2年目以降は新1年生に配布。平和行政のより一層の推進に努める。

教育部長 今年度は各公民館や図書館では7月下旬から8月に写真パネル展や資料展示を実施。歴史民俗資料館では10月3日から12月13日まで平和記念展を開催する。

山脇 戦争体験者が高齢となる中で、次の世代へ平和を語りつぐことは大切であると考える。小学校での戦争体験者による語り部の活動はどのように取り組まれているか。

部長 19年度、塚越小学校が10月に国語科で、西小学校が中央小学校が11月の社会化で戦争体験者等をゲストティーチャーとして招きお話を聞いた。今年度は歴史民俗資料館が収集している戦争体験者の「語り」等の映像資料などを活用し全小学校で検討する。

山脇 2016年度より行われている戦争体験者の「語り」の映像収集はとても良い取り組みだと考えるが、現状についてはどのようか。また、風化させないためにも、積極的に市民の戦争体験談などを映像として残し、市民がいつでも見られるようにする取り組みを行っていく考えはないか。

部長 歴史民俗資料館では、16年度より戦争体験者の「語り」や市内で開催される「平和事業」の映像を収集し、現在その資料はDVD18点となっている。引き続き映像の収集を努める、学校などや市民への貸し出しをはじめその活用方法について検討していく。