index
2006年12月議会 一般質問

「再開発」「いじめと教育行政」の問題を追及
蕨駅のエレベーター・老朽校舎等の改修を求める

◆蕨駅西口再開発の問題
【質】七番街区再開発組合の認可申請で、反対する権利者がいるのに、蕨市が同意したのはなぜか。
【答】合意の努力を続け、認可申請手続きを進めると臨時総会で決定。総合進行計画などにあるように市の態度は推進と言ってきた。
【質】その態度が問題。また、市の窓口で意見書を拒否した事例があったが、それも大問題。次に、補助金等の変更の理由は何か。新たな負担はあったのか。
【答】施設計画案と県の補助率の変更。県補助の引下分、二八八万円を市で補助した。総額は(議会答弁した)四億八千万円以内。
【質】市民生活に関わることが削られる一方で、再開発には上乗せでは大問題。
◆いじめと教育行政
【質】二年前のいじめを苦にした自殺事件について、県への報告は原因を「不明」としていたが、その後、調査を反映させたものを再提出しているのか。また、資料はどうなっているか。
【答】県への再報告ははしていない。調査の報告が教育委員会でされた。
【質】その後、国には「いじめも一因」との再報告があったというがどうか。また、学校での調査内容などは私的なメモとの扱いになっていると聞く。廃棄される懸念などもあり問題。
【答】当初、十五ある選択肢の中で一つに断定できなかった。教訓にして生徒指導に生かしていく。
【質】限定的な文科省の「いじめ」基準によらない独自の調査を考えないか。
【答】基準で報告。実態は校長会などの交流で把握。
【質】それでは、「いじめ」の報告がプレッシャーとなる恐れがある。問題を複数の教員でオープンに対応できる環境整備が必要。
※ 「蕨駅へのエレベーター設置」「塚越小など校舎・体育館の補修」「有料化粧室も無料化」も質問