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2010年3月議会 一般質問/全国学力調査、重度障がい者への医療費助成制度、自転車対策など

全国学力調査、重度障がい者への医療費助成制度、自転車対策などを質問
市会議員 鈴木さとし

◆全国学力調査について
【質】来年度の変更点は。
【答】悉皆調査方式から抽出方式に切り替えて実施。抽出調査対象外でも同一問題の提供を受けられる。蕨市としても活用し役立てたい(抽出校以外でも問題を希望利用する)。同調査により、都道府県ごとの調査結果との比較やこれまでの結果との比較による実態把握が可能となる等の利点がある。希望利用では採点・集計など(教員の)事務負担が課題だが、個別の状況を把握できる利点でもある。
【質】多忙な教師にさらに負担が加わる。県の同趣旨の調査もあり、重複した調査よりも、(時間などを)より児童・生徒に向き合った指導に充てるべきでは。
【答】学校の役割を果たし学力の向上を図るためにも必要。県の調査とも合わせて分析・把握が可能となり、教員も意欲を持っている。
【質】前回に確認した公表しない、過度の競争を招かぬよう留意する等の教育長の意向は変わらないか。
【答】変わらない。
◆重度障がい者への医療費助成制度の拡充について
【答】窓口払い廃止をさらに拡大する考えはどうか。
【答】70歳未満の後期高齢者医療制度加入者以外の方が、蕨・戸田医師会管内の医療機関に受診した場合は窓口払いを廃止して委任払いを実施(09年度から全ての医療保険に対象を拡大)。対象年齢をさらに拡大することは課題が多く難しい。
◆自転車対策について
【質】自転車駐車場登録の距離制限の撤廃について。
【答】2月の自転車等駐車対策協議会で承諾を得た。4月から距離制限を撤廃し登録を受け付ける。
【質】来年度以降はどうか。
【答】例年の距離制限を付した募集を行い(切り替えとなる)12月をめどに制限を撤廃した募集を行いたい。
【質】一年間通して利用できるよう登録時期の工夫を。