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もっと本を借りやすく 市立図書館の充実を求める 非課税から課税になる介護利用者の負担軽減を求める
市会議員 梶原秀明

図書館の充実について

【質】図書館は、すべての市民に図書などを無料提供する大切な役割がある。図書館をどう評価しているか。
【答】蔵書は分館を含め約17万冊、利用者は約12万人(04年度)、司書は4人で窓口相談や講座などを企画し、小さい頃から本に親しむ機会をつくっている。さらに市民の声を反映し利用しやすい図書館をめざす。
【質】先進の千葉県浦安市の市民一人あたりの貸出冊数は12冊、中規模市の平均は5冊。蕨では4.3冊で決して多いとはいえない。DVDソフトの入手、リクエスト図書の入手期間の短縮、平日の開館時間の延長など、図書を借りやすくする改善を求める。
【答】DVDソフトは要望に応じ検討する。開館時間の延長は考えていない。
【質】本の貸出冊数は現在5冊(他に紙芝居・CDなどは別)で少ないとの声がある。戸田市は6冊、川口市・浦安市は10冊貸している。冊数の増加を。
【答】いまは考えていない。
【質】浦安市では市財政の1.3%を図書館費にあてている。戸田市は0.94%。蕨市はわずか0.26%。図書館を充実させる余地はあるのではないか。
【答】市全体の予算が減っている中、図書購入予算は減らしておらず、市民の多様なニーズに対応している。
【質】学校図書館の図書充足状況は。
【答】国の基準に対して小学校で83%、中学校で89%とそれぞれ増加傾向。今後も整備につとめる。

低所得者や介護施設利用者の負担軽減制度について

【質】国の税制改悪で、従来住民税非課税だった人が課税になり、さまざまな負担が高まる。どう考えるか。
【答】大幅に値上げになる人へは、国の制度として激変緩和措置がある。市独自の対
策は考えていない。
【質】介護施設入所者をかかえる世帯は、食費と居住費を負担し事実上二重生活を強いられている。世帯分離の制度があることを知らせるべきだ。
【答】「世帯を分けると食費など安くなると言われたが本当か」との相談が市にある。制度利用の利点・欠点があるので、問い合わせがあれば説明をしている。
【質】この4月から介護保険料率を市独自に設定できるようになる。高所得層の率をより高く、低所得層をより低く料率設計すべきだ
【答】現在、1号被保険者全体の保険料を算定している。本市にふさわしい保険料段階と料率を検討する。

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